2024-07-03

【きっかけの連鎖】子宮頸がん検診を受けてできた課題と学び。

Last Updated on 2024/11/26 by RIHO

まず心から反省。
自分の健康は自分で管理ができるけど、一人じゃ気付けないことが圧倒的に多い。

そして心から感謝。
「健康診断行け!今すぐ予約取って!」と叱ってくれたシェアハウスの兄貴。

私は明るい性格から、自己管理も生活面もしっかり者に見られることがある。
ただ、それは理想でしかない。めんどうで後回しにする欠点が所々ある。
今回本当に反省したことが10年間行っていない健康診断。

結論からいうと、初めての子宮頸がん検診で軽度異形成(高リスク型)とMRI検診で卵巣嚢腫(良性腫瘍)が見つかった。
2023年秋から出来事は始まり、いろいろ落ち着いて良い機会だと思ったので記事を発信しています!

婦人科系の大切さなんて同世代の女性なら誰もが自己管理できているかもしれない。
こんな記事を今さら書いて何になるのか分からない、でも書く。

健康診断の大切さもだけど、女性の身体で生まれた意識と知識の低さを痛感したので、少しでも良い経験として発信したい!
前向きな情報として、届けば嬉しいです!

前提として、本記事は医療関連の呼びかけとは直結しません。
性別の区別など諸々配慮が至らぬ点があるかもしれません。
ただ、自分の身体に向き合わず健康診断をナメていたことも事実なので、世の中の痩せすぎ問題や婦人科系の病気の進行を止めるきっかけになれば幸いです。

Youtubeやブログでたくさんの人が発信していて勉強になったし、私ももっとクリアな内容の記事を発信するつもりだったのですが。
なぜ何も解決していないのに記事を書いているかというと、この様子見している期間に誰かの意識を変えられるかもしれないから
こんなミラクル連鎖が起きてなかったら記事にしていないかもしれない。

それに私が発信したいことは症状についてではなく、角度が違っています。

  • “思わぬこと”は起きる。
  • 自分のことを思って叱ってくれる人を大切にする。
  • 正常に身体が機能しているかに目を向ける。
  • 身体の悩みは恥ずかしいことじゃないから相談する。
  • 定期的に健康診断を受ける。

明日、突然何もできない身体になったり、人生が強制終了することだってあります。
だから、自分が何をして生きたのか、どんな思いだったかを出しておいてしまえ。
知ってることを自分だけのものにせず、なるべく出しておきたい。

昨年30歳の区切りに書いた記事が、偶然ですがタイムリーでした。
言葉の重みをしっかりと噛み締めることができそうです。

健康診断に行くことになった。

きっかけは引っ越してきたばかりのシェアハウスでの一コマ。

私が約10年間、健康診断を受けていないということを笑い話にしていました。

そこで病気に関して敏感な兄貴分は、「笑ってる場合じゃない。すぐ健康診断に行って。俺が行ったところ教えるから今すぐ予約して!」と激怒。
「健康に気をつけてるから、大丈夫」と笑い事にはしてくれず、その場で健康診断を予約しました。

理由にはなりませんが、会社員として定期検診の機会もなく、国からの定期検診通知もめんどうで放置していた私。

その後、健康診断を受けたのですが、そこで血液やコレステロール値に少し問題があり驚きました。
よくよく考えて“確かにな”と思うことは脳裏にチラつきましたね。

ひとまず、このように“思いがけない結果は出るものだ”と知ったのが最初のきっかけです。

区から届いた定期診断のお知らせ。

30歳になる年だったので、区からの定期検診(歯科検診・子宮頸がん)のお知らせが届いていました。

歯医者は「ちょうど歯医者探してたしラッキー」と思って行きました。

健康診断を受けて意外な結果を間に受けても、子宮頸がん検診には行きませんでした。

<余談>婦人科には通ったことがある。

いつしか勝手に改善しましたが、私は18歳〜25歳頃まで、生理が自力でこない年月が長くありました。
当初受けた診断で「ストレス・痩せすぎ」と言われましたが、ホルモン値が極めて低くて笑ったのを覚えています。

母と婦人科に通い、ホルモン剤を飲んでは気分を悪くして、無理やり生理をこさせるような日々。
妊娠もしていないのに婦人科に通い、採血をしては疲れて帰るというような。
人に迷惑もかからないし、あまりに億劫すぎてだんだんと行かなくなりました。
1~2年に気まぐれで訪れるだけの生理を問題視しなくなりました。

今思えば、そりゃ生理止まりますわ。(笑)

18歳の時点で痩せ気味でしたが、モデル業に熱心だった頃は最低45kgまで痩せ、BMIは14〜15、体脂肪率も17%以下といった感じ。

趣旨が変わってしまうので、痩せすぎ問題に関してはまた別で発信できたらと思います。
あくまで過去談ですが、痩せすぎることの危険性が伝わればと思います。

身の回り整理をしていたときに思い出した。

引越し前の身の回り整理をしていたとき、子宮頸がん検診のお知らせを思い出しました。
「今年はメンテナンスの年なんだろう」と軽い気持ちで受けることに。

2023年秋、検診後の受け取りで。

結果を受け取るだけのはずが「軽度異形成が見つかったから精密検査を受けに行って」とのこと。
話を聞いた限り、精密検査を受けて軽度であれば自然治癒する可能性が8〜9割。

さらにこのようなウイルス感染は男女ともに特別珍しいことではない。
男性のリスクは極低く、女性は5〜10年かけて子宮頸がんへと進行するリスクがあるらしい。

思いがけない結果が出るものだ”とまたここで思った。

大阪へ帰省し府立病院へ。

その後、広島にある小さな島へ1ヶ月半滞在。
大阪へ一時帰省し精密検査を受けて、先生の承諾をもらったうえで島暮らしをENJOYしていました。
図書館で婦人科系の勉強していたのも良い余暇だった。

精密検査の結果は「軽度であることに違いないから帰ってきたら再診しましょうね。」と連絡をもらった。
そこで一安心だと思いきや、精密検査の日におまけで診てくれた卵巣に何やら異物がありますと。

年が明け、広島から大阪に戻り、さっそく卵巣の健診に行きました。
「2週間後にMRI受けに来てください。」

この時点で、軽い気持ちで検診を受けた日から2ヶ月半経っている。
やれやれと思いつつ、毎回着いてきてくれて、本人以上に不安状態の母に申し訳ない気持ちになる。

今後の課題が判明してひと段落?

この記事を書いている時点(2024年2月)で、MRIが終わっただけで何も解決していない。(笑)

文頭に書いたように、結果としては軽度異形成の高リスク型と卵巣嚢腫という良性腫瘍が見つかった。

軽度異形成から子宮頸がんへと進行する確率は低い。
免疫力で自然治癒する人がほとんどで、知らぬ間に感染・治癒している人も珍しくないらしい。
幸い、高度異形成という既に危ないケースではなかった。

ただ軽度〜高度へ進行することはあるし、高リスク型ということで発がん性であることには違いない。

最悪の場合は意味も分からず血を吐いていただろうし、見つかってラッキー。
食べて寝て笑ってれば治る気がします。

卵巣嚢腫はいろんな種類があるけど、皮様嚢腫という種類だった。
大きくなったら卵巣がねじれたり圧迫されるらしく、痛そう。
こちらは自然治癒しないらしいから、一旦様子見。
大きくなるようなら摘出が必要。

調べててどんどん知識が入ってくるけど、卵巣って臓器のなかでも腫瘍ができやすいんですね。

あぁ、“思わぬ結果”がこんなにも続くなんて思わなかった。(笑)
「自分は大丈夫」と思い込むのは私だけに言えることじゃないと思う。

一つのきっかけから連鎖して、こんなミラクルの連鎖ってあるんだなと。

2024年に向き合う課題がひとつ増えました。
しかし心身ともに変わらず元気なので、同時進行でおもしろいことをしていけたらと思います!

そして、鋼のようなメンタルを持っていても自己完結できない不安ってあるんですね。
「なぜ面倒なことで足止めを喰らわないといけないんだろう」と憎みました。
冷静になってからは定期的な検診を怠った自己責任だとしっかり反省して前向きになりました。

専門学校で学んだ心身の健康を10年越しで再確認するきっかけとなりました。
この気付きもまた新たなミラクルにつながるかもしれませんね。

謝辞

長くなりましたが、ここまで読んでくださり本当にありがとうございます!
お願いとしては「人の身体は一概に言えない」ので、この記事で偏見や不安を募らないでいてほしいです。
このような事例を知っていただく、それだけが願いです。

女性なら誰にでも起こり得ることを、女性として経験させてもらってるんだなと思っています。
現状を理解・共有したからには、しっかり改善していきます。

今後の報告などはSNSでどのように発信するかは未定で、発信しない可能性の方が高いです。
また大切なことを経験したら、上手に発信できるようにがんばります。(笑)

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