落ち込んでいる女性
2020-11-27

【甘いものがやめられない】砂糖依存から解放される方法。

Last Updated on 2024/11/18 by RIHO

デザートは別腹とは言いますが、甘いものに対して依存・中毒のような感覚。
一日のうちに必ず甘いものを食べないと、むしゃくしゃした気持ちになってしまう。
肌が荒れ、体形が気になり始めているのに「甘いものはやめられない」と諦めていませんか?

本記事では、実践して効果があった、甘いもの依存からの解放に向かって変えるべきポイントをお伝えします。

 

甘いものを食べたくなる理由

栄養不足

砂糖をたっぷり使った甘いものが食べたくなる理由の一つは栄養不足。

私たちの体は炭水化物、脂質、たんぱく質の三大栄養を中心にさまざまな栄養を取り入れ活動していますよね。
食事から適度な量の栄養を補うことでストレスを防ぎ、免疫力を高められます。
ダイエットで過度な食事制限をしたり、お菓子を食事代わりにしてしまうと体内の栄養バランスが崩れます。

本当に体が欲しているのは糖分ではなく、タンパク質や鉄分ではありませんか?

砂糖依存

おなかが空いてイライラしたり、ぼーっとして頭が働かなくなることってありますよね。
これらは血糖値の上がり下がりが関係しています。

食事をすると血糖値が上がり、食後からゆっくりと血糖値が下がっていきます。
空腹でストレスを感じるのは、血糖値が低い状態(低血糖)が原因。

甘いお菓子やお米、パンなどの糖質は血糖値を急上昇させるのですが、その結果「インスリン」という血糖値を下げるためのホルモンが過剰に分泌されます。

本来ならゆっくりと下がる血糖値が、過剰なインスリンの働きによって急降下してしまうため、すぐに空腹を感じ「また糖質を摂らないと」と脳が勘違いします。

さらに、砂糖を摂ると脳が幸せホルモンを分泌するため、脳が楽になるために繰り返し指令を出し、無意識のうちに依存してしまうんですね。

甘いものをやめる方法

食生活を見直す

まず、甘いものをやめるために極端な糖質制限は避けましょう。
前述のように甘いものばかり欲してしまうのは、栄養バランスの崩れが考えられます!

  • 手軽に食べられるお菓子ではなく、果物やナッツを買っておく。
  • 野菜や豆腐のサラダ、野菜や鶏肉のグリル、汁物を最初に食べる。
  • 白米やパン、麺類は玄米やオートミールといった低GI食品に切り替える。

 

どういう順番で何を食べるかを意識すれば、血糖値の急上昇・急降下を予防できます。

また、バランスのとれた食生活を続けることで、夕方のイライラや止まらない間食も防げます。
「ダイエットのために糖質を避けて、豆腐やスープしか食べない」というのはおすすめできません。
健康面でも危険ですし、反動を起こす原因となります。

 

調味料をシンプルにする

  • 料理に便利な濃縮系のつゆ
  • 鍋、焼肉に使うタレ・ポン酢類
  • 市販のパスタソース
  • ドレッシング全般
  • ココアなどの粉末で簡単にできるインスタントドリンク

普段、何気もなく使っていますよね!
美味しいし手軽で助かるのですが、余分な量の甘味料や食塩、化学調味料に身体が慣れてしまいます。

 

日頃からシンプルな味付けにしていると、食材本来の甘みを味わえるようになります。
甘いものを我慢するだけでなく、日々の味付けにも気をつけることが大切なんですね。
まずは、商品の原材料を見ることからはじめてみませんか?

小麦粉を控える

朝食にぴったりなフルーツグラノーラ、パン。
手軽に食べられるクッキー、ビスケット。
麺類やホワイトソース、カレールーなどにも小麦粉が使われていますね。

グルテンも砂糖と同じで「また食べたい!」という気持ちになりやすいです。
ホルモンの分泌によって、脳が感じてしまっているので仕方ありません。
ですが、思っている以上に小麦粉は日々の食生活に入っています。

小麦粉で作られた食べ物は、調味やトッピングに砂糖を使う傾向があります。
急に禁止にせず、控えることを意識してみてくださいね。

おやつを減らすことから始めたい人は、原材料に小麦粉の入っていないものを選んでみて。
選択の幅が、一気に狭まることを実感できますよ。

甘いものが食べたいときの対処法

果物や根菜を食べる

果物にも糖質の高低差はありますが、砂糖をふんだんに使ったお菓子と比べるとどうでしょう。
食物繊維や水分も含んでいるので、おなかが膨れ満足感があります。

デザートや朝食に果物を食べる習慣をつけると、徐々に甘いお菓子から解放されるのを実感します。

シンプルな調味料を心がけてほしいと記載したのも、果物や根菜の甘みに満足できる舌を取り戻すためです。

「高級なメロンや桃なんて日常で買えない。」と思うかもしれません。
普段デザートにする果物はバナナやぶどう、りんごやみかんと季節にあった手軽な価格の果物で十分なデザートになりますよ。
お菓子をストックするよりも、果物をストックしてみませんか?

はちみつやメープルシロップを使う

はちみつ

砂糖を使わずに甘みを足すことはできます。

 

はちみつにはビタミンをはじめとする栄養素が豊富に含まれています。
免疫力アップ、美容効果もあるので体にもうれしい甘味料ですね。

メープルシロップにも同じくカルシウム、マグネシウムといった栄養素が含まれています。
樹木から採られるため濃厚な風味があり、血糖値の上昇が砂糖の半分以下!
急な血糖値の上昇も防げる甘味料です。

まとめ

私自身がチョコレート、アイスクリームをやめられない人でした。

我慢しているときは、SNSでスイーツの写真を漁っては、ぼーっとみていたり。
ところが、少しずつ生活習慣を変えただけで、いつのまにか抜け出していたんですよ。

今でも、甘いものは大好きなので食べますが、依存的するような気持ちがなくなりました。

 

心のどこかで「今の習慣をやめたいな」と思っているのであれば、続けてみてください。
2~3カ月で舌や心が変わってきますよ。

本記事はダイエット目的ではなく、甘いものに依存する気持ちから解放される方法をお伝えしています。

食生活が改善されると、肌改善や体形改善につながります。
甘いものから解放されて、たまにはご褒美を食べて、楽しい食生活が送れますように!

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