Last Updated on 2025/11/26 by RIHO
〜1年間の現地滞在でわかった、メトロ・バス・トラムの使い方&チケット購入のコツ〜
ミラノ市内の移動は、慣れてしまえばとてもシンプル。
私自身、ミラノでモデルとして活動していた約1年間、毎日のように街を移動しては試行錯誤を重ねていました。
この記事では、その経験をベースに初めてでも迷わないミラノ交通ガイドをまとめています。
2026年10月時点の最新情報をもとに、チケットの種類や乗り方、定期券の作り方まで、しっかり解説していきますね。
ミラノの公共交通は「ATM」がすべて運営
ミラノ市内で使う交通機関は ATM(Azienda Trasporti Milanesi)が管理しています。
- メトロ(地下鉄)
- トラム(路面電車)
- バス
ATMのチケットは全て共通で使えるので、初めての旅行でも本当に便利。
観光・通学・キャスティングなど、どんな用途でもサクッと移動できます。
チケットの買い方(2026年10月最新)
ATMのチケットは主に次の場所で購入できます。
券売機(駅構内・クレカOK)
一番確実で分かりやすい方法。
英語表示もあるので、簡単な英語が分かれば安心です。
TABACCHI(タバッキ)
街の小さな売店。
列車のない場所でも買えるので覚えておくと便利。
ATM公式アプリ
近年はアプリ利用者も増えています。
スマホにチケットを保存できて、紛失防止にも◎。
※中央駅(CENTRALE)は常に混雑しているため、券売機でサクッと買うのがおすすめ。
ミラノのゾーン(エリア)について
ミラノは日本でいう「区間」ではなく、ゾーン制 で料金が決まります。
市内観光であればMi1〜Mi3(3ゾーン)が基本。
ドゥオーモ・ブレラ・ナヴィリオ周辺など主要エリアはすべて含まれます。
ATM公式サイトでもゾーンマップを確認できますよ。
チケットの種類と料金【2026年版】
ミラノのチケットはとてもシンプル。
観光・短期滞在・1日観光など、目的に合わせて選べます。
- 1回券(90分):約2ユーロ
- 1日券(24時間):約7ユーロ
- 2日券(48時間):約12ユーロ
- 10回分回数券(10×90分):約18ユーロ
ポイント
- 1回券はメトロ1回+バス/トラム乗り換え自由
- 時間内は何度乗ってもOK
- 24時間券は時間スタートの「時間制」なので使いやすい
メトロ(地下鉄)の乗り方
ミラノの地下鉄の切符は、日本と少し違います。
- 改札に通しても 切符は戻ってくる
- 有効時間内は同じ切符を再利用
- ポケットで折り曲げるとエラーになりやすい
私もデニムの後ろポケットに入れて“筋が入って読み取りエラー”になったことがあります…小さな注意ですが大事!
トラム・バスの乗り方
トラムやバスに乗るときは、乗車後に必ず 打刻機で切符を通す 必要があります。
- 入口付近にある赤・オレンジ・青の機械に差し込む
- 「ピッ」と鳴ったらOK
- 回数券でなくても、毎回打刻が必要
検札はときどきやってくるので打刻忘れは罰金の対象になります。
とはいえ雰囲気は穏やかで、壊れた機械があったら周りの乗客が教えてくれるくらい優しいです。
降車は日本と同じで、降りる前にボタンを押すだけ。

長期滞在するなら、定期券(アボナメント)が最強
2週間〜1ヶ月以上滞在する方、通学・モデルのキャスティング移動が多い方は定期券一択です!
必要なもの
- 証明写真(駅内フォトボックス:5ユーロ)
- パスポート
作り方(2026年10月時点)
- 証明写真を撮る
- DUOMOかCENTRALEの窓口で申込用紙を記入
→ 駅員さんが丁寧に案内してくれます - 番号が呼ばれたら提出
- 即日〜2日以内に発行
料金(参考)
- 発行費:10ユーロ
- Mi1–Mi3の30歳以下プラン:約22ユーロ/月
注意点(とても大事)
ミラノの定期は月初〜月末が1単位。
例:10月10日に購入 → 使えるのは10月31日まで
→ 月初に購入するほどお得!
定期券のチャージ方法
- ATM窓口
- TABACCHI
- 駅の券売機
エリア指定だけなので、どの駅からでも自由に利用できるのが魅力です。
ミラノ中心は徒歩も楽しい
ドゥオーモ周辺やブレラは、歩けば歩くほど世界観が広がる街。
「メトロ + 徒歩」で回るのが実は一番ストレスなく、写真映えスポットにも出会えます。
ミラノの交通は慣れれば最高に使いやすい!
- メトロ・バス・トラムは共通チケット
- 観光なら24時間券が便利
- 長期滞在は定期券(アボナメント)が圧倒的にお得
- ゾーンはMi1–Mi3でほぼ足りる
初めてのミラノでも、きっとすぐに移動がスムーズになります。
皆さんの旅や滞在がより快適で楽しいものになりますように!







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