Last Updated on 2025/11/26 by RIHO
甘いものは「別腹」と言われますが、日常的に甘いものがないと落ち着かない、依存しているように感じることはありませんか?
肌荒れや体形の変化が気になりながらも「甘いものはやめられない」と諦めてしまう方も多いでしょう。
本記事では、私自身の経験をもとに、甘いもの依存から抜け出すための具体的な方法と実践ポイントをご紹介します。
甘いものを食べたくなる理由
栄養不足が原因の場合も
砂糖をたっぷり使ったお菓子やデザートを欲するのは、単なる「甘いもの欲しさ」ではなく、体が本当に必要としている栄養素が足りていないことが理由の場合があります。
- タンパク質不足 → エネルギー不足や疲れやすさ
- 鉄分不足 → 倦怠感や集中力低下
- 良質な脂質不足 → ホルモンバランスの乱れ
特にダイエットや食事制限で栄養が偏ると、体は糖分で不足分を補おうとします。
まずは栄養バランスを意識した食事が大切です。
砂糖依存のメカニズム
甘いものを食べると、血糖値が急上昇し、インスリンが分泌され血糖値を下げます。この血糖値の急降下が、再び「甘いものを食べたい」という衝動を引き起こします。
さらに砂糖を摂ると脳はドーパミン(幸せホルモン)を分泌し、繰り返し摂取を促す仕組みになっています。
これが、いわゆる「砂糖依存」の正体です。
甘いものをやめるための具体的な方法
食生活を見直す
極端な糖質制限は避け、血糖値が安定する食事を意識しましょう。
- 野菜・豆腐・鶏肉などタンパク質を先に食べる
- 白米・パンを玄米やオートミールなど低GI食品に置き換える
- 間食には果物やナッツをストック
食べる順番や食材を工夫するだけで、血糖値の急上昇・急降下を予防できます。
栄養バランスが整うと、夕方のイライラや間食衝動も減ります。
調味料はシンプルに
便利な市販調味料(濃縮つゆ、タレ、ドレッシング、粉末ココアなど)は、砂糖や塩分、化学調味料が多く含まれています。
日頃からシンプルな味付けにすることで、食材本来の甘みを味わえる舌を取り戻すことができます。
まずは商品の原材料を確認する習慣をつけましょう。
小麦粉を控える
パン、クッキー、パスタ、ホワイトソースなどに含まれる小麦粉は、砂糖と同じく依存性があることが知られています。
- いきなり禁止せず「控える意識」を持つ
- おやつは小麦粉不使用のものを選ぶ
控えめにするだけでも、間食の選択肢が自然と変わってきます。

甘いものが食べたいときの対処法
果物や根菜を選ぶ
果物や根菜には食物繊維や水分が含まれ、満腹感が得られやすいです。
- バナナ、りんご、みかん、ぶどうなど季節に合わせて手軽に取り入れる
- デザートや朝食に果物を習慣化すると、砂糖菓子の依存が減る
はちみつやメープルシロップを活用
砂糖の代わりに自然由来の甘味料を使うことで、栄養もプラスできます。
- はちみつ:ビタミンやミネラルが豊富で美容・免疫力アップ
- メープルシロップ:カルシウム・マグネシウムを含み、血糖値上昇が砂糖の半分以下
まとめ:少しずつ生活習慣を変える
私自身、かつてはチョコレートやアイスクリームがやめられませんでした。
しかし、食生活・調味料・間食の工夫を少しずつ実践することで、依存的な気持ちはなくなりました。
甘いものを完全にやめる必要はありません。
依存しない甘いものの楽しみ方を身につけることが大切です。
- 2~3カ月で舌や心の変化を実感できます
- 食生活改善により、肌や体形にも良い影響が
- 時にはご褒美として甘いものを楽しめる
甘いもの依存から解放され、楽しい食生活を手に入れましょう!







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