体にいい油とは
2020-11-09

【バランスが大事】身体にいい油って?

Last Updated on 2024/11/18 by RIHO

だんだん乾燥の季節になってきたので、肌の調子が悪くなりがちですよね。
私も過度な乾燥には弱い方なのですが、日々の食事や運動習慣のおかげか調子が良いです。
そんな中でも、油は種類を選んで摂る習慣に着目してみました。
油(脂質)って太るんじゃない?という印象をくつがえしたい!
あまりに普通だと思っていたけど、よく考えたら意識的に油を選んでいると気付いたので記事にしてみます。

はじめに

人の体に必要な三大栄養素って知っていますか?
「糖質(炭水化物)・脂質・たんぱく質」ですね!
トップ3にランクインするほど、脂質って生きてくうえで大切なものなんです。
エネルギーやホルモンの材料になり、体を温め、脂肪性ビタミンの吸収を助けてくれます。
過度に減らしてしまうと、肌の乾燥、体力の低下に繋がります。
しかし過度に摂ると、肥満や動脈硬化などのリスクが高まります。

適度に摂っていくことが健康に繋がるんですね!

知っておきたい脂質の違い

・飽和脂肪酸
動物性に多く、肉やバター、ラードなどの冷めると固まるもの。
重要なエネルギー源なのですが、体内で合成できる脂肪酸です。
食事からの摂取も相まって過剰になりやすいんですね。
また、コレステロールを上げる働きがあるため、控えめに摂るのが良いです。

・不飽和脂肪酸
魚や植物に多く、青魚やオリーブ油、胡麻油などの冷めても液体状のもの。
なんと悪玉コレステロールを下げる働きがあり、乾燥やアトピーなどの予防も期待できます。
体内で合成できないので、積極的に選びたいものがこれらを指します。

体に嬉しい不飽和脂肪酸は、摂らないとどんどん体内から減ってしまうんです。
今回は実際に生活に取り入れている食用油(+サプリメント)をピックアップしていきます。
手軽に始められるので、是非知っていってください。

オリーブオイル

オリーブオイル

今でこそ、ドレッシングは手作りだったり、バターの代わりにパンにつけたり。
調理のほとんどの場面で登場するのがオリーブオイル。

抗酸化作用が高く、美容効果が期待できるので、使用している人は多いのでは?
比較的手軽に購入できるのも1つの理由かもしれません。
気候、品種などによって風味が大きく異なるので食べ比べてみても楽しいですよ♪

また、オリーブオイルの品質にも種類があります。
断然使って欲しいのが、エクストラバージンオリーブオイル
酸度が低く、最も鮮度が保たれたもので、遮光性の高いボトルに入っているのが特徴です。
以外は高温処理や、化学処理が行われているため、安価で手に入るものが多いです。
せっかく使うのであれば、しっかり体に嬉しいものを選びましょう!

ごま油

中華料理やこってりした料理に使われるイメージの胡麻油。
肝機能を高め、アルコールによる悪酔や二日酔いを防いでくれる効果があります。
また、体内の脂質を酸化から守るビタミンEがごまに含まれるので、少量ながらもビタミンが摂れるんですね。
血管の強化や、血液の循環を良くし、生活習慣病の予防になるので少しイメージが変わりませんか?

しっかりした香りで風味付けにもってこいですが、使いすぎには気をつけましょう!

ココナッツオイル

ココナッツオイルは植物性でありながら飽和脂肪酸に分類されます。
ですが敢えて生活に取り入れている理由は、まず香りが好きだからということ。
だけではなく、ダイエット効果もある中鎖脂肪酸が含まれていること。
蓄えてしまう脂肪とは違って、素早くエネルギーに変換される体に嬉しい脂肪酸です。

ここでも、エキストラバージンであることを前提に。
他の飽和脂肪酸と大きく違うのが、体内の脂肪を巻き込んでエネルギーに変わること。
つまり皮下脂肪・内臓脂肪を低下させ、便秘の解消のお手伝いをしてくれる油なんです。
(過信して過剰摂取すると全くの逆効果です)
冷え性改善も期待できるので、寒い時期だけでも使ってみてください♪

肌寒い場所では固まってしまい冬場は使いにくいので、口の広い瓶やカップタイプがお勧め。
ホットコーヒーや、ご飯に少量加えるのが私のお気に入りです。

フィッシュオイル(サプリメント)

青魚に豊富に含まれているオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)をそのままサプリにしたものです。
もちろんバランスの取れた食事が第一なので、食事にプラスするという感じです。

筋肉の成長や疲労回復が期待できるフィッシュオイルは、ダイエットやボディメイク中にお勧めです。
DHAは脳の活性化、EPAには血管を柔らかくする働きがあり、ストレス緩和効果も。
フィッシュオイルは液体よりサプリメントが圧倒的に多いです。
サプリは手軽に飲めますが、空腹時は胃腸の負担になり、過剰摂取は下痢や出血多量の原因になるので気を付けたいですね。

オメガ3はアマニ油やエゴマ油にも豊富に含まれているので、フィッシュオイルが苦手だと感じたら試してみてください♪

 

これだけ油の魅力をお伝えしましたが、やはり何事もやりすぎは禁物です。
個人で健康を意識している範囲での内容なので、カジュアルにお読みいただけてたらと思います。
深堀すれば脂質の分類や成分の働きもたくさんあります。
これを機に興味を持ってくださった方は、たくさん調べてみてくださいね!


気候の乾燥に負けないように、外側からのケアや食事、生活習慣を見直していきましょう!
プラスして質の良い、体に嬉しい油を取り入れてみてくださいね。

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