Last Updated on 2025/11/26 by RIHO
初めてパリ・ミラノへ2週間ほど滞在した時は、特に肌トラブルもなく快適に過ごせました。
ただ、モデル業のためにイタリアへ数ヶ月単位で滞在するようになってから、急に肌の調子が悪化。赤みや乾燥、鮫肌など、今までにないトラブルが続きました。
いろいろ調べたり、海外コスメに詳しいメイクさんに聞いたところ、原因は日本との水質の違い=硬水でした。
ヨーロッパは“超硬水エリア”。肌荒れの原因は水道水にあり
私が滞在したミラノ・パリ・ロンドンなどの都市は、硬度200mgを超える超硬水です。
硬水にはミネラル(カルシウム・マグネシウム)が豊富で、飲む分にはデトックス効果が期待できますが、肌にとっては大敵。
硬水に含まれる成分
- カルシウム
- マグネシウム(=石灰成分)
これらが洗面台やシャワーに白く固まるやつ!
硬水が肌荒れを起こす理由
硬水のミネラルは石鹸成分と結合し、
「石鹸カス」や「石灰カス」が肌に残りやすくなるんです。
その状態で
- 水道水で洗い流す
- タオルで拭く
- そのまま保湿
をしてしまうと…石鹸カスを肌に閉じ込めてしまう=炎症の原因に。
湿度が低く乾燥しがちなヨーロッパの気候が、さらに追い打ちをかけます。
実際に私が経験した肌トラブル(イタリア・ミラノ滞在)
- 顔全体の赤みと荒れ
- 驚くほどメイクがのらない粉吹き
- 肘や脚が極度に乾燥し「鮫肌」に
私は敏感肌&部分的に乾燥肌、しかも皮膚が薄め。
この水質の違いと乾燥のダブルパンチに、完全にやられてしまいました。
硬水エリアで実践すべきスキンケア方法
ヨーロッパでは日本の「洗い流すケア」をそのまま続けると悪化します。
大事なのは洗い流さないケア+拭き取りケア。
クレンジングは“拭き取りタイプ”を使う
- 敏感肌用クレンジングウォーターが安心
- オイルでの洗い流しは刺激が強め
洗顔後は「軟水 or 化粧水」で必ず拭き取る
使用するのはコレがおすすめ
- 市販の軟水(ペットボトル)
- ローズウォーター
- 化粧水(ハトムギ化粧水も◎)
point:たっぷり使って摩擦をなくすこと。
乾燥対策にはオイルがすごく効く
冬場に本当に助けられたアイテムです。
-
エクストラバージンオリーブオイル
-
アーモンドオイル
-
アボカドオイル(保湿力が高く、香りも癒し効果あり。)
季節に合わせてスキンケアも調整
- ヨーロッパの冬:乾燥が強い → オイル多め
- 夏:汗&紫外線 → ベタつかない軽めの保湿
私が硬水エリアで役に立ったスキンケアアイテム
-
ローズウォーター
洗顔後、必ず顔全体をたっぷり拭き取る用。 -
ハトムギ化粧水(日本から持参)
惜しみなく使えるから摩擦が減る。 -
敏感肌用クレンジングウォーター
オイルより刺激が少なく安心。 -
ティーツリー精油
急なニキビ・口内炎のポイントケアに便利。
肌荒れが続くときに見直すべきポイント
- メイクオフはしっかりできている?
- 泡洗顔+硬水で皮脂を落としすぎてない?
- 保湿前に拭き取りをしている?
- 季節と保湿のバランスは合ってる?
- 肌が荒れている時はファンデを休んでみる
私もファンデを止めてクレンジング範囲が減ったことで、改善スピードがぐっと早まりました。
無理せず、自分の肌に合うケアを見つけていこう
環境が変わると、肌質も一時的に変わります。
「いつもと違うな?」と感じたら早めにケア方法を調整しましょう。
体調や免疫も肌のコンディションに影響するので、外側と内側から整えることも大切です。
おすすめのスキンケアをまた試したら、更新していきますね。
読んでくださり、ありがとうございました(^^)







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