おしゃれなバスルーム
2020-03-09

【敏感肌さん向け】硬水エリアでのスキンケア。

Last Updated on 2025/03/04 by RIHO

初めてヨーロッパへ行った2週間では、なんともなかった。
アドレナリンか、季節柄か、ただ単に期間が短かったからか。。

その後、モデル業のためイタリアへ数ヶ月滞在を繰り返していたのですが、肌の調子がどうも悪い。
原因や症状を調べたり、海外コスメに詳しいメイクさんから聞いた話によると、原因は日本との水質の違い。

本記事でシェアする硬水エリア

硬水エリアと一言でまとめても、私がシェアできるエリアはミラノ・パリ・ロンドンなどの首都。
国によって硬度も違うのですが、これらの地域は200mgを超える超硬水エリア。

硬水にはミネラル分、カルシウム、マグネシウム(=石灰)が豊富で、体感としては飲み水としてはデトックス効果が期待できました。
バスルームや水回りは白い固まりができているのですが、これらの成分が原因ですね。

しかし、スキンケア面では大違い。
ミネラル分は石鹸の成分と結合するため、結果として石鹸カスとして肌に残ったまま保湿(フタ)をすることになります。
水道水の使用後に水気を拭き取り、フタをすることで石灰カスと石鹸カスが肌に残り、炎症の引き金に。

と、いうことで… 硬水エリアでは、スキンケア前の水道水に気をつける必要があります。

私は敏感肌、部分的に乾燥肌、皮膚が薄いといった肌質。
ですが、自分の肌に合うスキンケア方法を続けているので、ホルモンバランスが崩れやすい期間以外は荒れることはあまりありません。

似たような肌質の方へ、メイクさんに教わった改善方法と、イタリア滞在で実際に経験したことをもとに、スキンケア方法をご紹介します。

日本での基本的なスキンケア

  1. 洗い流しまたはふき取りでクレンジング
  2. 洗顔料を使って泡洗顔
  3. しっかり洗い流して保湿

日本ではしっかり洗い流して、清潔なタオルやペーパーで水気を拭き取りますよね。

なぜ硬水ではこの方法がダメか?

  • 水道水で洗い流す
  • 水分を拭き取り、保湿をする過程で石灰カス、石鹸カスが肌に残る
  • 肌に残った石灰カス、石鹸カスが肌の炎症や乾燥を引き起こす
  • 日本よりも湿度が低く、乾燥した気候(特に冬)が追い打ちをかける。

硬水エリアで気をつけるべきは水道水での洗顔やシャワー。

シャワー後の保湿やメイクオフ・洗顔後のスキンケアを日本と同じように行っていると、数週間で肌の調子が悪化…。

  • 赤みを伴う肌荒れ(顔全体)
  • 肌の乾燥による粉吹き(驚くほどメイクが乗らない)
  • 腕や脚が極度に乾燥し、鮫肌に

敏感肌、乾燥肌、皮膚が薄い方はこの刺激に耐えられずこれらの肌不調を引き起こします。

また、日本と気候が異なるので、冬場は乾燥した空気による影響、夏場は汗や強い紫外線の影響を受けます。
せっかくの旅先で肌のコンディションが落ちると辛いですよね。

じっとりしていない夏は個人的には好きでした。(笑)

私はイタリア滞在中、自分の肌史上最悪に鮫肌になり、顔全体が赤く荒れました。
前述したように、知人のメイクさんにヒントを求めたり、原因を追求するなかで改善していきました。

コットン

硬水エリアでは、優しくふき取るケアを!

皮脂を落としすぎることも避けるため、クレンジング、洗顔はふき取りに変えて、優しくケアすること。
化粧残りが気になった日は泡洗顔もしますが、保湿前にはたっぷりの水分を含ませたコットンで拭き取ると安心です。

  • 軟水(ペットボトルの市販品)
  • ローズウォーター
  • 化粧水

水道水で洗い流して、拭き取るという常識は一旦捨てましょう。

冬場はエクストラバージンオイルが大活躍しました。たっぷり使いましょう。

アーモンド、オリーブ、アボカドなどから摂れる保湿力の高いものが勢ぞろい。
香りにも癒されるので、乾燥肌に困ったら保湿性の高いボディオイルを探してみてくださいね。

参考までに…

敏感肌の私が硬水エリアで役に立ったものをご紹介。

  • ローズウォーター
    洗顔後のスキンケア前に、しっかりローズウォーターで顔を拭き取ります。
    水分が少ないと摩擦が起きてしまうので、惜しみなく使うためにローズウォーターを使用していました。
  • ハトムギ化粧水
    こちらはお馴染みの万能化粧水。日本から持参。
    洗顔後に拭き取るために惜しみなく使うのがポイントです。
  • 敏感肌用クレンジングウォーター
    オイルなどの洗い流しでは刺激が強いため、拭き取れるクレンジングは必須。
    もちろん現地調達でOKですが、使ったことのあるものだと安心!
  • ティーツリーの精油
    口内炎や急なポイントニキビに。
    原液を綿棒に垂らして塗布ができるので、救世主になります。

慌てなくて大丈夫!

  • メイクオフはしっかりできてるか
  • 泡洗顔と水道水で皮脂を落とし過ぎていないか
  • 保湿前に拭き取れているか
  • 季節と保湿方法はマッチしているか

きっと原因を探れば見つかるし、不調が続いたらファンデーションはお休みしましょう。
乾燥がひどい時、ファンデーションを止め、クレンジングの範囲が減ったので、改善のスピードが早まりました。

いつもと肌質が違うな?と感じたら早めにスキンケア方法の変更を検討していきましょう。

表面だけでなく、体調管理も万全にして免疫をあげていきましょう!
また、おすすめのスキンケアを試せたら共有します。

お読みいただき、ありがとうございました(^^)

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です