Last Updated on 2024/11/18 by RIHO
子どもっぽい大人と、子ども心を忘れない大人とは紙一重。
何歳からが大人なのか考えさせられるほど、立派なお子さんが多いですよね。
継続力、知識量、学習意欲は、自分が大人だと言うのはお恥ずかしいほど。
本記事を書くきっかけにもなりましたので、軽く前置きを。
育児・保育経験のない私が、なぜ子どもが好きなのか。
フォトスタジオで勤めていた頃に、たくさんの子どもたちと触れ合いました。
衣装を選んだり、ご機嫌を伺ったり、好きなおもちゃで一緒に遊んだり。
あまりに素直なお子さんの言動を、学びとして捉えることができたのです!
こんな人に読んで欲しい
- 大人としてあらゆる我慢をし続けている
- 自分の考えや夢は非現実だと否定される
- 何事もネガティブに考えてしまう
- 喜怒哀楽、感情の表現がうまくできない
好きか嫌いかを全力で表現
差し出されたものが好きかどうかで、瞬時に感情をぶちまけます。
好きな色、模様、音、様々ですが、
笑顔や笑い声、つかんだりすることで、好きだと表現し、
泣いたり、蹴ったり、投げ捨てたりして、嫌い表現する。
二歳〜二歳半で既に、自分が好きな服の色を選ぶ子も居たのでびっくり。
保護者の好みになることが、当然ではないんです。
どんな髪形が好きか、どんなプリンセスやヒーローになりたいのか、イメージまで教えてくれます。
大人になるにつれ、我慢を強いられる環境になっていく場合があります。
そうすると、良いのか嫌なのかを相手に伝えることにストッパーがかかってしまいますよね。
ですが、泣くか笑うかで伝えることは、さすがにできません。
嫌いであっても、試せば変わることがあったりもします。
幼い頃はなかった思考が生まれ、生きてきた年数のボキャブラリーがあるんです。
無反応や無言ほど分かりにくいものはありませんし、我慢し続けるのは自分のためになりません。
- 気の向かない集まりは断る。
- 苦手なものは強がらず苦手と伝えて、助けを求める。
- なにが好きか聞かれたら、格好つけず本心を言う。
- 好きなものは好きと言って手に入れようと努力する。
大人だって、率直な気持ちを伝えたり、選択肢があってもいいですよね?
好きなもの(こと)をひたすら繰り返す
本人の興味が写真やお着替えに向いてくれるまで、まずはその場に慣れてほしい。
一緒にいる知らない大人たちに、心を許してほしい。
そんな時は、相手の好きなことをどんどん引き出します。
大人の私たちも、好きなことを聞いてくれたり共感してくれると嬉しいですよね♪
電車のおもちゃ、人形、大好きなものを何度も繰り返し見せてくれたり、走らせたり。
ジャンケンが楽しかったら何回でもジャンケンをしますね。(笑)
大人からすると、飽きてしまうような回数かもしれません。
お話ができる子は、好きなものの魅力を何分でも話してくれます。
人が夢中になる姿ってこんなにキラキラしてるのか、と思うようになりました。
夢・目標を叶えるまでの過程は、挑戦と失敗の繰り返し、学んで実践しての繰り返し。
他人からしたら見飽きてしまうかもしれないけれど、根本に好きという気持ちがあるから、続けられるのでは?
継続の源って本当にそれに尽きるんです。
お子さんと繰り返し遊んでいるうちに、継続する楽しさを再確認しました。
凄まじい洞察力
動きや言葉を真似してくるのは、よくあることですね!
いつの間に聞いてたの?見てたの?というほどに、子どもは好奇心の塊です。
真似するだけでなく、人の中身を感じる力だってすごい。
知らない大人が一緒にいると怖いし、人見知りしますよね。
子ども相手だからと言って、機械的だったり、表面上の笑顔だったりしても、真っすぐ気持ちを向けないと怖がっちゃいます。
相手が慣れてくれるのを待つより、自分が心を開いていくのが先なんですよね。
そうすると手を繋いでくれたり、最初は逃げてたのに一緒にその場にいてくれるようになる。
外国語を話す相手に心を開かないと、いつまでも外国人との交流が出来ない。
そんな感覚と似ている気がします。
慣れない英語でも相手は聞こうとしてくれているのに、日本人が心を開いていない。
そうすると相手の外国人だって、何だこの人は、怖いなぁ…なんて思ってしまうのかも。
瞳の奥で語る楽しい気持ち・悲しい気持ち
目と目を合わせて話していると、言葉がつたなくても、気持ちがストレートに伝わります。
感じるものなので、文字に起こししにくいですね。(ブログなのに。)
重要なコミュニケーション法として、相手の目を見て話すことは早い段階で学びます。
最近、目で気持ちを伝えることよりも、口先でその場しのぎになっていませんか?
メールやSNSのような、画面越しの写真や文字だけで会話をしていませんか?
目を合わせて気持ちを伝えることって、本当に大切なんです。
子どもたちからは、大人社会で必要なことを、たくさん学びます。
お子さんを育てるご両親は凄い!
家族ができたり、育児・教育関係のお仕事をしていないと、子どもと触れ合うことって少ないです。
ですが、機会があれば積極的に交流してみてはいかがでしょう。
実際に、友人のお子さん達には今でも、いろいろことを学ばされていますよ(^^)
無邪気さは成長するにつれ、わがままだとか、迷惑だとか、落ち着きがないだとか。
自然体で生きていることがダメなのではなく、学んで使い分けることが必要なんですよね。
これらの学びは、日々ワクワクした気持ちで過ごすマインドを作り上げてくれます。
お読みくださった皆さんの心が、ホッとするきっかけになりますように。
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